【社員アンケート】モニクルのリモートワーク事情について社員に本音を聞いてみた
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2024年11月、株式会社モニクルは、総務省主催「テレワークトップランナー2024」に選定されました。(コーポレートのお知らせはこちら)モニクルグループとしては、当社子会社の株式会社モニクルリサーチ(旧:ナビゲータープラットフォーム)が設立された2013年から、フルリモートを原則とする勤務体制を10年以上継続してきました。
株式会社モニクルも、設立時からフルリモートが原則であり、今回はそうした私たちの姿勢や取り組みを評価していただき、選定していただくことができました。今回は、社員アンケートから、弊社のリモートワーク事情についてご紹介します。
9割以上がモニクルに入社して「働きやすくなった」と回答
昨年7月、モニクルの社員に対してリモートワークに関するアンケートを行い、36名から回答が集まりました。モニクルでは子育て世代である30〜40代の社員が多いこともあり、36名中「子供がいる」と回答したのは半数の18名でした。
また、「モニクルに入社して、フルリモートという観点から、働きやすくなりましたか?」という質問に対しては、9割を超える33名が「はい」と答えました。
フルリモートの観点で働きやすくなったポイントとは?
「具体的にどのような点で、働きやすくなったもしくは働きづらくなったと感じますか?」という問いに対しては、以下のような回答が集まりました。
通勤と働く場所の制約がない
- 「通勤時間がなくなったことで、特に夏場は業務前に疲れることがなくなった」
- 「時差があってもコミュニケーションが取れる」
- 「地方居住のまま、首都圏の給与体系で働くことができる」
- 「家でも、会社でも、ワーケーション先でも、場所に縛られないことがフルリモートの働きやすさだなと感じます」
リモートワークで業務が進む仕組みに満足
- 「リモート前提で構築された仕組みがある。ドキュメントが丁寧だったり、書類にオンラインで署名できたりと、助かっている」
- 「通話用の音質改善アプリやマイクなどを支給してくれるので嬉しい」
フルリモートの文化が根付いている
- 「モニクル社員の多くがリモートワークを前提として仕事を行うので仕事しやすい」
このように、複数の観点から、リモートワークによって働きやすくなったという回答が多く集まりました。
一方で「いいえ」と答えた3名からは、「前職もフルリモートだったので、特に変化がないため、働きやすさには変化がない」という意見が寄せられました。
フルリモートならではのメリットを深掘り!
続いて聞いたのは、「フルリモートならではのメリットだと感じることを教えてください」という質問です。一部では効率が悪くなる、社員を管理しづらいとも言われるフルリモートでの業務、モニクルの社員はどういったところにメリットを感じているのでしょうか。
集中しやすい
- 「担当業務は集中作業が多いため、人が多いオフィスよりも自宅の方が作業しやすく、効率アップにつながっている」
- 「話しかけられたり移動する時間がないため、作業の中断が少なく集中できる」
- 「満員電車に乗る、天候が悪いときに通勤するといった勤務前の段階で気力を奪われなくなったので、集中できる時間が増えた」
タイムマネジメントしやすい
- 「作業中に話しかけられることがないので、タイムマネジメントがしやすい」
- 「集中タイムとMTGタイムのメリハリが、よりつけられるようになっていると感じます。時間のコントロールも自分次第なので、成果が求められる部分に対する責任感はリモートの方が強く感じます」
テキストコミュニケーションだから情報伝達しやすい
- 「テキストコミュニケーションが多いので、必然的にやり取りが文字で残る、直接会話している当事者以外にも情報が伝わるというのがメリットだと思います。何かあったときにSlackのログを探せば、当時のやり取りが出てくるのはありがたいです」
- 「フルリモートにはコミュニケーションの難しさがあるという共通認識が持てるので、フルリモートでも問題ないようにチャットやドキュメンテーションを行うことが前提になり、意思疎通が取りやすくなる」
- 「非同期コミュニケーションが増えるので、情報共有のための資料作成などを行う必要が多々あり、結果ログとしての情報などが残りやすくなる」
コミュニケーションが増えた・コミュニケーションの質が高い
- 「画面シェアがやりやすいので、すぐに状況を報告したり相談することができます。いちいち席を立って移動しなくても会話を始められるので、チームメンバーとの会話量も増えました」
- 「伝えるスキルが必要とされるので、コミュニケーションが丁寧になる。コミュニケーション力の高い人が集まっていると感じる」
自分の好きな環境で仕事ができる
- 「キーボードやモニター、机など自分の好みの環境で仕事ができるのもメリットだと思います」
- 「快適な作業環境を自宅に作成できる」
- 「家での業務に行き詰まったらコワーキングスペースなどで作業をすることで気分転換もできるため、出社に縛られず業務ができ、生産性向上にもつながっているように感じます」
子育てと両立しながら/地方在住でも活躍できる
- 「前職では子どもがいるため時短勤務でしたが、フルリモートだと通勤時間を勤務にあてられてフルタイム勤務に戻せたのがよかったです」
- 「東京に住んでいなくても、刺激の多いスタートアップで仕事ができる」
- 「東京限定にされがちな職種でも、地元にいながらキャリアを継続できる」
通勤がない=健康で働きやすい
- 「通勤がないことが一番のメリットではないでしょうか。時間だけでなく満員電車での疲労やストレス、感染症や事故のリスクも減るかと思います」
- 「通勤がなく、天候の影響や感染症のリスクも低減! 優秀な人材が集まりやすい」
- 「全国の優秀な方を採用できるようになったことも採用観点ではとてもメリットだと感じます」
アンケートでは、ライフスタイル上でのフルリモートのメリットも聞きました。すると、「子どもの送り迎えや、夕食を一緒に食べてお風呂に入るなど一緒に過ごせる時間が増えた」とか「子どもが体調不良で学校を休む際に、家で休ませつつ、別の部屋で仕事をしたりできる」という家族との時間に関するコメントが多く寄せられました。
また、他には「ペットといっしょにいられる」とか「宅配便を受け取れる」というコメントも。“働く場所”に関する意見としては、「住む場所を自由に選べるようになった」とか「日本中を旅しながら働くことができるワーケーションができるので、常に新鮮な気持ちで仕事することができます。各地のメンバーに会うこともできます」というコメントも寄せられました。
フルリモートならではの課題、どう乗り越えたか
ここまで、フルリモートのメリットを見てきましたが、デメリットについても聞いてみました。すると、コミュニケーション上の課題を中心にコメントが寄せられました。
コミュニケーション上の課題を感じる人も
- 「ちょっとした雑談や社内移動中での立ち話など、受動的なコミュニケーションが少ない点は少し寂しくも感じます」
- 「組織体制を把握する、社員の顔と職種を把握するという点では覚えづらいな、と思うことはありました。コミュニケーションも直接取って距離を縮めたいので、関係性構築に時間がかかる印象はあります」
その他、「複数の種類のコミュニケーションツール使用が前提になるかと思うので慣れていないと最初は大変なのかもしれないと思いました」というツールに関する意見もありました。
どうやって改善したか
次に、どうやってその課題を解決したか聞きました。- 「出社とリモートを使い分けることで、改善しています」
- 「コミュニケーションの時間を毎週取るようにしました」
これだからフルリモートは働きやすい
最後に、フルリモート勤務に対して、思い思いに語っていただきました。その一部をご紹介します。
- 「モニクルに入社してから、フルリモート勤務が非常にありがたく、自分の今の生活に合っていて快適に過ごせています。おそらくフルリモートができなければ、ここまで働けておらず、キャリア形成を諦めていたと思います」
- 「フルリモートで家族との時間が増えたことで、家族からの評判もいいです!」
- 「地方在住でも都内の会社に勤めることができるのは非常に助かります!!」
- 「最高です。運動不足になる以外は最高です」
- 「もうフルリモートじゃないと働けない体になってしまいました」
- 「とてもありがたい環境。日々出勤のスタイルには戻れない。人生の充実度が全然違う」
- 「フルリモートできるよ〜ではなく、フルリモート前提の会社として入社しているので、ちゃんと私含めてオンラインコミュニケーションをとる前提で入社しているというのもあり、フルリモートでもストレスなく仕事できています」
- 「自分や家族の住みたい場所に住んで、全国の頼もしい仲間と力を合わせて、社会的意義のある仕事に打ち込めるのが最大のベネフィットだと感じています! フルリモート最高!」
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