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自分の成長が会社の成長に繋がる、モニクルの管理部門の働き方とは?

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株式会社モニクルは、「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとする金融サービステック企業です。モニクルをはじめ、株式会社モニクルフィナンシャルや株式会社モニクルリサーチといったグループ会社の社員全員がミッションに向かってまい進できるように、会社を下支えしているのが管理部です。

経理、法務、総務などの業務を通じて、人やモノ、カネといった経営資源を管理し、経営をサポートしている管理部。今回は管理部の中野まりこさんに、これまでの経歴や仕事内容、今後の展望について話を伺いました。

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株式会社モニクル
管理部

中野 まりこ Mariko Nakano

ホテル事業を展開する企業にて経理職としてキャリアをスタート。その後、医療関連企業にて経理および財務に従事。2021年よりモニクルに参画し、現在に至る。

簿記資格を活かし29歳で経理に転身

―――本日はよろしくお願いします。まずはじめに、中野さんのこれまでのキャリアについてお話をお聞かせください。

20代はずっと別の仕事をしていて、経理の仕事をスタートしたのは29歳の時でした。最初に携わったのはホテル運営会社の経理業務です。

請求書の内容確認のために他部署の方とやり取りをしたり、仕訳の方法について部署内で話し合ったりと、コミュニケーションをとりながら進める仕事が多かったのを覚えています。

―――経理については、まったくの未経験だったのでしょうか?

キャリアとしては初めての経理職でしたが、大学時代に簿記2級を取得していたので基礎知識はありました。就職前は、データをひたすら入力していく仕事をイメージしていましたが、実際は自分から動いて確認や調整を行うことが多く、想像以上にアクティブな仕事だと気づけたのは良い学びでしたね。

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―――その会社を転職されたきっかけは何だったのでしょうか?

その会社は規模が大きく、経理業務の中でも「販管費」など限られた範囲しか担当できなかったんです。売り上げの集計から月次決算まで、一連の流れに関わる仕事に挑戦したいと思い、転職を決めました。

次に転職したのは治験関係の会社です。そこでは経理業務を一通り経験できたことがで、スキルアップにつながりました。

ただ、当時は子どもがまだ小さく、看病などで有給休暇を使い果たしてしまうことがありました。また、会社の制度上、数時間だけ休むといった柔軟な働き方ができず、欠勤が増えてしまったんです。そんな経験から、もっと柔軟に働ける環境で仕事を続けたいと考えるようになりました。

―――次はどのような会社に転職されたのでしょうか。

次に転職したのは、複数の病院を運営する比較的大きな規模の歯科関係の医療法人です。フレックス制度があり、柔軟に働ける環境でした。

前職では経理担当が6人いたのですが、こちらの会社では私1人なので、ほとんどの経理業務を担当することができました。銀行対応も初めて経験し、資金繰りや融資の業務に携わることができました。管理部長に同行しながら、試算表をもとに銀行と交渉する仕事は新鮮で、とても面白かったですね。

―――今までにはない業務を経験できたのですね。

はい。ただ、仕事を一通り覚えていくうちに、この先自分のスキルに伸びしろがあるのかを考えるようになりました。当時の会社では難しいと感じ、もっと規模の大きい会社や上場を目指している会社で、より複雑な業務に挑戦したいと思うようになり、転職活動を始めました。

ちょうどその頃はコロナ禍でテレワーク勤務をしていたのですが、子育て中でもとても働きやすかったんです。その経験から、次の会社はテレワークとフレックス制度を採用している環境がいいと考えていました。

上場を目指すモニクルで新たな挑戦をしたい

―――たくさんの選択肢から、モニクルに決めた一番の決め手は何だったのでしょうか?

経営層が会社を大きくしたいという熱意が強く、より上を目指している姿勢に共感を覚えました。金融系の会社ですが、保守的ではなく、とても面白そうな会社だなと感じたんです。

成長したいという気持ちがある会社の方が働きがいがありますし、モニクルはこれから上場を目指している会社です。経理として新しい経験ができそうだと思ったことも決め手でした。

―――中野さんは2021年入社ですが、そのときの面接の印象はいかがでしたか。

最初の面接は執行役員(経営管理担当)の髙橋さんでしたが、とにかく知識量の多さに驚きました。髙橋さんも過去に医療系にいたことがあり、私が担当していた申請の話をすると、「この申請ですよね、懐かしい」とすぐに話が通じたんです。知識の幅がとても広くて感動しました。

経理の方でも最新の税制改正の話が通じないことがあるのですが、髙橋さんは労務も経理もとても詳しく、話していてすぐにそれが伝わりました。

―――面接で話しているだけでも詳しいことが伝わるのですね。

あとは、モニクルはプロダクトも面白いですし、自分たちの世代に金融の知識を届けたいというミッションにも共感しました。また、オウンドメディアを持っていて、情報発信にも力を入れているところも魅力的だと思いました。

また、モニクルグループは3社あるため、経理に関して3社分の業務に携われることがポイントでした。今までとは違う景色が見えるのではないかと思い、モニクルへの入社を決めました。

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―――その後の代表取締役の原田さんとの面接はどのような印象でしたか?

とても穏やかで、分かりやすい話し方をされる方だなと思いました。入社説明会でも原田さんが担当だったのですが、一番印象的だったのが、「何かあったら必ず言ってください」という言葉です。その一言で、「意見したり、相談してもいいんだ」と思えて、安心感を持てました。

―――実際に入社してみて、モニクルはどのような会社だと感じていますか?

とても仕事のできる方が集まっている会社だと思います。特にすごいと感じるのは、仕組みで物事をきちんと回していけるところです。

管理部はルールを作る部署ですが、現場では人手不足や業務の忙しさから、ローカルルールができてしまうことも少なくありません。「正しい仕組みで回す」「仕組みで組織を変える」ことをスマートに実現できるのは、モニクルならではの強みだと思います。

また、採用のビジョンやオウンドメディアのトンマナなど、会社全体に一貫性があるのも魅力です。一貫性のある会社は、社員もきちんとルールを守ろうという意識が自然と生まれるんです。

ドメインエキスパートとしてプロダクト開発に携わる

―――管理部では、経理や労務などさまざまな業務がある中で、メンバーが担当領域を広げ、できることを増やしていくための工夫をしていると聞きました。

まずは日次業務の仕訳の入力から始まり、税理士の方と関わったり、申告書を読めるようになったりと、少しずつ自分の業務の幅を広げてきました。今後の大きな業務としては、監査法人の対応が入ります。そこに関わる仕事も積極的に担当できるようになっていきたいですね。

上長の髙橋さんは、「ここまでならできるだろう」という範囲を段階的に示してくれます。日次業務から月次業務、さらに年次決算、最終的には申告書のチェックや監査法人の対応など、着実に成長できるようにサポートしてもらっています。ハードルが高いことをいきなり任せるのではなく、無理のないステップで成長できていると感じます。

―――監査法人の対応はとても大変だったと伺っています。特に大変だったのは、どのような点でしたか?

モニクルフィナンシャルの売り上げを集計するのがとても難しかったです。件数が多く、構造も複雑なため、集計には技術が必要になります。人力では対応しきれないので、システム化を進め、それを監査法人に認めてもらう必要がありました。

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―――中野さんはドメインエキスパート(経理の知識を活かして、エンジニアと一緒にシステム開発を進める役割)としてプロダクト開発にも携わっていますが、開発がスタートすることになったきっかけを教えてください。

元々は、私がExcelで売上を集計していました。ですが、人力ではエラーが起きる可能性があり、セキュリティ強化のためにも属人化しない状態を作る必要がありました。エンジニアのみなさんのお力をいただきながら、モニクルフィナンシャルの業務に関係する収益計算ソフトウェア「ZAIMU(ザイム)」のプロダクト開発を進めています。

―――経理とプロダクト開発は、スキルが全く違うので大変そうですね。

そうですね。監査法人は経理の仕訳を監査法人の基準で確認するのですが、それをエンジニアの皆さんに分かりやすく伝えるのが難しかったです。

プロダクト開発にあたり、ZAIMUの定例会議の回数を増やしてもらって、少しでも進捗や変更があればすぐに共有するよう心がけています。また、エンジニアの皆さんとも週に1回ミーティングの時間を設け、細かい仕様の調整を進めています。

直接、エンジニアとやりとりができるメリットは感じますか?

そうですね、メリットばかりです。例えば、「動作が止まってしまった」といった小さなエラーでも、連絡すればすぐに対応してもらえます。外部委託だとどうしても対応スピードが遅くなりますし、修正に高額なコストがかかる場合は優先順位を下げざるを得ず、結局そのままになってしまうことも少なくありません。自社で開発できるのは、とても大きな強みだと感じますね。

自らの成長を会社の成長に繋げたい

―――モニクルの管理部門の魅力について教えてください。

新しいことをやってみたいと思ったときに、頭ごなしに止められることはありません。例えば、新しい会計システムを導入したい場合でも、必要性をきちんと説明すれば、検討のテーブルにのせていただけます。

そういったことができるのは、上長の髙橋さんが執行役員だからということもありますが、とても恵まれている環境だと感じますね。

―――次に、モニクルメンバーの強みはどんなところだと思いますか?

自身の専門性を高めたいという方が多く、業務の知識を積極的に取り入れることに抵抗がない点だと思います。

例えば、インボイスなど法改正があった際、経理では税法を見ながら対応方法を考えるのですが、法律は難しく、中には敬遠する人もいます。ですが、モニクルでは自分である程度考えて自走できる方が多く、率先して知識を吸収しようとする姿勢が根付いていると感じます。

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―――今後、モニクルでどんなことをやっていきたいか、展望を教えてください。

まずはモニクルの上場を実現することが一番重要だと考えています。上場によってより多くの方にモニクルを知っていただき、サービスを利用してもらうきっかけを増やしたいと考えています。さらに、多くの方にモニクルの仲間として入社していただけたら嬉しいですね。

モニクルはとても素敵な会社ですし、子育てしやすい職場環境です。柔軟な働き方ができるということを、管理部として示せるような規模まで会社が成長できればいいなと思います。

―――会社を成長させていきたいということが一番の目標なのですね。

はい。モニクルをもっと成長させるために、自分に何ができるかを常に考えています。「自分の成長が会社の成長に繋がる」と思いながら毎日の仕事に取り組んできました。近い将来、会社がさらに大きく成長する瞬間を迎えられると思っていますので、今からその日が来るのがとても楽しみです。

―――本日はありがとうございました。

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