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【登壇レポート】フロントエンドカンファレンス北海道2024

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こんにちは、エンジニアの八木です。8月24日に札幌で開催されたフロントエンドカンファレンス北海道2024に、レギュラートークの登壇者として参加してきました。
テックカンファレンスは、さまざまな技術をテーマに、日本でも毎年多く開催されています。フロントエンドカンファレンス北海道2024もそんな数あるカンファレンスの1つです。
今回は、フロントエンドカンファレンス北海道2024がどんなイベントだったのかを中心に紹介したいと思います。

登壇した経緯

いつ知ったか?

北海道でフロントエンド関連のカンファレンスが今までに開催されたことがなかったということもあり、フロントエンドカンファレンス北海道2024は開催が告知された時から注目を集めていました。
Xでもつながりのあるエンジニアの多くがトークの募集が始まったタイミングからプロポーザルを投稿しており、注目度の高いカンファレンスだなとは感じていました。

プロポーザルを出したきっかけ

知り合いも何人か参加する意志を見せていたというのもあり、何かしたいとは考えてはいました。そんな中、CTOの塚田さんが「登壇する場合は会社も応援するよ」という告知を出してくれたので、その後押しを受けてプロポーザルを出そうという気持ちが固まりました。

それから、カンファレンススタッフのメンバーが企画したフロントエンドカンファレンス北海道2024のプロポーザルを書く会 Onlineというイベントにも参加し、2つのプロポーザルを投稿しました。
一つは、5分のLT「Dartはウェブ開発の夢を見るか?」で、もう一つが20分のレギュラートーク「ウェブエンジニアでもWasmを使いたい!」です。
Dartというのは、主にFlutterで使われている言語です。話すと長くなるのですが、今年の頭にWebAssemblyへのビルドをサポートしたという経緯があり、その辺りのネタを中心に話そうと考えていました。
結果として、今回のカンファレンスでは20分のレギュラートーク「ウェブエンジニアでもWasmを使いたい!」が採択され、札幌に行くことが決まりました。

初めての北海道

札幌に行くのは初めてのことです。そこで、カンファレンス前日の金曜日の夜に飛行機で札幌に向かい、その夜は札幌に住んでいるCTOの塚田さんと札幌でご飯を食べました。

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発表内容

フロントエンドカンファレンス当日

カンファレンスは10時から始まりました。
カンファレンス会場の入り口がLEDディスプレイになっており、フロントエンドを感じました。

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私の発表は午後3時台だったので、それまでは他の人のトークを聞いたりスポンサーブースを回って過ごしていました。
今回私はWebAssemblyをネタにトークを行ったのですが、プロポーザル段階でもWebAssemblyに関するトークがいくつかありました。また、実際に採択されたトークでも、私を含め3つほどWebAssemblyに関するトークがあったため、一定の関心があるんだなとあらためて感じました。
他にもアクセシビリティに関するセッションや、ウェブの歴史を紹介しているセッションなど、面白いセッションが多くありました。

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そしていよいよ、私のトークの出番がやってきました。発表したスライドはこちらです。

WebAssemblyというのはその名の通り「ウェブ」発祥の技術ではあるのですが、実際にウェブで使われているかというとかなり限定的な感じではあります。
私はWebAssemblyという技術が好きなのでWebAssemblyの動向を追っていますが、現にエンジニアとしてウェブでWebAssemblyを使っているかというとほぼ使っていないというのが実情です。
間接的に恩恵を受けている場面は多々あるのですが、「じゃあ開発の中に組み込むか?」と言われると、「別に組み込まなくてもいいんじゃない?」というのがウェブにおけるWebAssemblyの立ち位置だというのは、私だけでなく多くのエンジニアが感じているのではないのかなと思います。

今回のセッションでは、そういう状況は理解した上で、「じゃあ実際にどういう場面でWebAssemblyを選択したらいいのか、選択した場合に何を使ってWebAssemlyの導入を始めたらいいのか」という疑問に対して1つの回答を示せたらいいなと思い、トークを行いました。

既存のNode.jsなどの環境に、無理なくWebAssemblyのビルド環境を導入できる選択肢としてAssemblyScriptを紹介しつつ、実際にどういう場面でどういった使い方ができるのかを、AssemblyScriptを例に解説する内容になっています。

アフタートーク

20分のトークで80枚のスライドを用意したのですが、実際のところこれでもネタとしては削った方だったので、後日アフタートークとして記事を出しています。

アフタートーク記事では、トークで語れなかったAssemblyScriptを書き始めた時につまずくポイントを中心に内容をまとめています。こちらもよろしければぜひご覧ください。

<アフタートーク記事はこちら>

感想、まとめ

フロントエンドカンファレンスでは、私が普段キャッチアップできていないネタのトークを聞けたのが大きかったです。
また、今回登壇者として参加したということもあって、スポンサーブースや懇親会などでWebAssemblyの話題と他社のエンジニアと話すことができたのも非常に楽しかったです。

また、札幌の”締めパフェ文化”も体験できたり、翌日の日曜日は小樽観光ができたのも楽しかったですね。

また北海道に行きたいなと思える経験ができました。そして、登壇についても、今後も積極的にしていけたらいいなと思っています。

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