【登壇レポート】Cloudflare Meetup Niigata #1
こんにちは、エンジニアの中川です。2024年8月25日に新潟市で開催された「Cloudflare Meetup Niigata #1」で、モニクルの新潟メンバーが登壇しました。Cloudflareの技術に関心のある参加者の皆さんの前で、自社サービス「キャラつくAI」でのCloudflare Developer Platformの活用事例をご紹介したり、開発合宿で取り組んだ生成AI技術についての発表を行いました。その様子をお伝えしたいと思います。
株式会社モニクル
エンジニアリングマネージャー
中川 幸哉 Yukiya Nakagawa
株式会社モニクル
エンジニア
松井 正志 Masashi Matsui
登壇した経緯
今回登壇させていただいたきっかけは、社内向けのWebサイト構築の文脈でCloudflare活用の事例の話をXでつぶやいたときに、イベントの主催のkasacchifulさんから「そういうのもっと聞きたいので、イベントやりたいですね」と声をかけていただいて雑談したのが始まりでした。
私としても、ちょうど今年7月にリリースした『キャラつくAI』を作ったことで、Cloudflareに関する知見がたまったので、人前で話すことでフィードバックを得たいと考えていました。技術記事を書いたのでそちらの反響もいただきましたが、まだアウトプットできていない情報も多く、発信する機会が欲しかったという理由もあります。
「Cloudflare Meetup Niigata#1」とは
「Cloudflare Meetup」は、Cloudflareの技術を使っている人や興味がある人が集まって、ワークショップを行ったり情報交換をするIT勉強会で、全国各地で行われています。
その特徴といえば、ハッシュタグの名前のつけ方が独特なことです。Cloudflareのデータセンターが最寄りの空港の名前を借りて命名されることが多いことから、「Cloudflare Meetup」のハッシュタグも、開催地の近くの空港の名前を借りています。ちなみに、新潟開催のハッシュタグは、新潟空港を表すKIJを取り入れて「#CloudflareUG_kij」でした。
どんな発表をしたか
私が発表したテーマは「Cloudflareスタックで月間1200万UUの経済メディアにアバター画像生成サービスを作る」という内容です。
7月に、モニクルの子会社であるモニクルリサーチが運営しているくらしとお金の経済メディア「LIMO」のサブサービスとして、AI画像生成サービス「キャラつくAI」を作りました。
その上で、大量のアクセスを捌けるようにCloudflare Developer Platformを活用したので、どんな点を考慮したのかを解説しました。
また、同行した松井さんは「CloudflareのAI関連の機能さわってみた」というテーマでLTを行いました。
社内の開発合宿でCloudflareのAI関連の機能をさわったことを踏まえて、使ってよかったことや困ったことなどを発表していました。
参加してどうだったか
私としては、いつもは新しい分野であるCloudflare Workers周辺ばかりを触っているので、Cloudflareにとってベーシックな分野であるネットワーク周辺の機能を体験できるワークショップはとても貴重な体験でした。
講演した内容について、自分でも正しいかどうか自信がなかった部分があったのですが、Cloudflareのエバンジェリストの方からフィードバックをいただいて、おおむねの認識があっていたことがわかったのは嬉しかったです。
松井さんにも感想を聞いたところ、「今回のイベントは、インフラ寄りのハンズオンとアプリ寄りの発表の二部構成で、非常にバラエティに富んだ内容でした。Cloudflareは幅広い領域をサポートしているので、今後も仕事やプライベートの様々な場所で積極的に活用したいと思います」と話してくれました。
非常に有意義な機会だったので、今後も積極的にイベントに登壇していきたいと思います。
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